2013年10月14日月曜日

働くとは




こんにちは。
副総長の清水です。

今日は「働く」について書きます。

まず問いを皆さんに。

皆さんにとって、働くとはなんでしょうか。何のためにやることなのでしょうか。一度考えてみてください。


きっと各々様々な意見を持ったことでしょう。
自分のため。お金を稼ぐため。家族を幸せにするため。何か夢を実現するため。
生きてきた境遇の中でその考えは十人十色で様々だと思います。そしてこの働くとは何かという命題には、きっと、答えというものもなく、各々が考えること全てが正解なのだと思います。



2010年6月。自分は就活を成功させるために自己成長を求めてIKJ一生懸命塾に入塾しました。

当時の自分の【働く】は、とにかく自分のため。自分がより社会で活躍して沢山のお金をいただくため。そして間違いなくその実現のためにIKJ一生懸命塾に入りました。そして、その当時はそれが当たり前なのだとも考えていました。

IKJ一生懸命塾で客員講師にお会いしました。

客員講師のお話を聞いて行く中で、自分の中にはなかった考えを知りました。

客員講師は、

「私の【働く】の定義は、【はた+らく】であり、つまり端を楽にするというものだと思っている」

と仰りました。初めての発想で、自分にとっては凄く衝撃的でしたし、そんな考え方があるのかと凄く感銘を受けたことを覚えています。

でも実際のところは、感動を覚えたものの、いまいち落とし込めないそんな自分がいました。

だからこそ、そこからよく考えてみたんです。果たして働いて成果を出して、人の上に立って、財も地位も名誉も手にいれた先に一体何があるのだろうかと。ただ自分のためだけに努力し、自分の欲望を満たすために働いたその先に、一体何があるのかと。今の自分はただ、ないものをねだっているだけで、手にいれてしまったら何も目指すものがなくなってしまうのではないだろうかと。

YMTで活動していきながら、アルバイトで実際に仕事をして行く中でそんなことを考え続けていました。

そして3年やり続けて行く中で、ようやく辿り着いたのです。客員講師が仰る端を楽にするということの意味を本当に理解することが出来たんです。これこそが自分の働くの定義だと思えるようになったんです。

それからというもの、社会に出て端を楽に出来る自分になろうと思って活動してきました。当たり前のことを当たり前に出来る自分になること然り、目の前の子の抱える問題を何とかして取り除いてあげようであったり…。

そしてそんな意識で活動している中で気づくことがたくさんありました。第一に、人のためにって心から思えて働いている時、力は無限にわきでてくるということ。
そして、逆に自分のためにのときは限界があるということ。妥協がどうしても生まれることに気がつきました。

社会で働くとなれば、お金をもらうわけですから、働くことが義務になります。毎日毎日働き三昧です。いざ自分がそんな状況になったと想像して思うのは、自分のためにだけやってたら、仕事がいつかつまらないものになるだろうということです。一つ、二つ、三つ、四つと妥協が妥協を生むのではないか。気分でするものになってしまうのではないか。そんな風に思えるのです。
しかし、端を楽にするものだという意識で同じ状況にいることを考えるとどうでしょうか。端をより楽に出来る自分であろう、そのためにはあれもやりこれもやり、もっともっとと仕事に対して生き甲斐を感じる自分がいるのではないか。そんな風に思えるのです。

事実、YMTでの活動でもまた例外なく同じことを体験してきたように思います。

だからこそつまり、働くとは端を楽にするという考え方を今のうちから落とし込み。社会で働くとは人の為に頑張るということだと思って社会に出れたら強いなと思うんです。


だからこそ、IKJで利他愛を学んでいる皆は、僕は結果的に社会に出た時に仕事を楽しめるひとになっているんだろうと思いますし、人に組織に影響力を持った人になっているのだろうと思いますし、今自分のためにーと思ってる人にも、学生のうちに一度は誰かのためにを強く意識して働く経験をしてみてはどうかなとオススメしたいです。

私は時々、もしかしたらとんでもなく良いことを学んでいるのかもしれない、そんな気持ちになります。良い学生生活を送れている気がするな、なんて思うこともあります。働きたいななんて思うこともあります。

それがイイか悪いかは個人次第であることは間違いありません。けれども私は誰かのためにをオススメします。

短い学生時代だからこそ、「自分のために」磨くのも良いとは思いますが、「誰かのために」頑張れる自分を作っておくことはきっともっと社会貢献というものに繋がるのかもしれない、と私は思います。社会人になって出来ることを今のうちからやるより、社会人になったら意識できないことを今この青春期にしてもらいたいと思います。

少しでも誰かの心に残ったら幸いです。

以上


YMT 副総長 清水俊哉